主催者代表挨拶(実行委員会委員長山添藤真)

司会:それでは最後に、本日主催者代表の山添藤真よりご挨拶を申し上げます。

山添:本日は与謝野町長をはじめ多くの来賓の皆様、またパネリストの皆様をお迎えして、「30歳の成人式 in 与謝野」を開催することができました。心から感謝を申し上げたいと思います。

こんなにたくさんの同級生が一堂に会する機会というのは、これからもないのかもしれないと思います。今日という日がより意味深いものになることを願いまして、私からみんなにもうひとつだけお願いしたいことがあります。

それは「想像をしよう」ということです。

さきほど、太田町長にお渡しをしました「ふるさとを想うわたしたちの声」のなかにも収録されている仙台在住の方からのメッセージがあります。それは「今、東北で起こっていることを自分の身に置き換えたうえで考えてみよう、そんな状況を想像してみよう」ということです。私はこの「想像をしよう」というメッセージは現代社会で求められている力のひとつ、また、私たちにとって今日をより意味深いものにしていくために大切なことだと思っています。

私たちは「ぼくらがさわげば世界が変わる」を、このイベントのテーマに掲げています。今後、次の世代が与謝野町で「30歳の成人式 in 与謝野」、そして全国各地で「30歳の成人式」が開催されるのだとしたら、それは私たちが踏み出した一歩がすべての出発点です。そんな私たちが変えた未来を想像しながら、今を生きることができるのだとしたら、今日という日が、「30歳の成人式 in 与謝野」が、より意味深いものになっていくと思います。

「想像をしよう、ぼくらの一歩が世界を変えることになることを」、私からの最後のメッセージとさせて頂きます。

本日はご来場頂きまして本当にありがとうございました。